◆Solemiaの父Poligloteがリーディングに
　フランスは基本的に、凱旋門賞馬の父がリーディングサイアーになるという賞金体系なので、2012年のリーディングサイアーはSolemiaの父Poligloteが獲得。2009年26位、2010年47位、2011年34位と、毎年50位以内にランクインしているので、フランスではお馴染みの種牡馬と言える。Solemia以外にG1馬はおらず、他では2006〜2007年にかけて活躍したIrish Wells(ドーヴィル大賞典-仏G2〔2回〕）などを出している。

　勝利数最多は76勝のSlickly。昨年も70勝で最多勝となっており、同馬がフランスで最も安定性ある種牡馬といえる。サンクルー大賞典のMeandreなどを出している。

　日本関連では、オルフェーヴルのフォワ賞勝ちと凱旋門賞２着のみでステイゴールドが23位にランクイン。凱旋門賞の１着賞金は約228万ユーロなので、もしオルフェーヴルが勝利していたらステイゴールドがフランスのリーディングサイアーになっていたことになる。

　ディープインパクトはBeauty Parlourの仏1000ギニー勝ち（約25万ユーロ）で48位にランク。以下、グレイトジャーニーが87位、アグネスカミカゼが140位、Sunday Breakが160位、ディヴァインライトが171位にランクインしている。